基地局の新設計画を立案。
私は入社後３年ほど、基地局を新たに建設する際の設計を定める「置局設計」を担当していました。建設候補地の選定をはじめ、アンテナや設備の仕様、発信する周波数の種類や電波の強さなどを検討する仕事です。設計仕様が固まった後、基地局の建設を担当いただくパートナー会社さんとともに、建設地の地権者さまとの交渉や建築作業の手配などを進めるのも役割のひとつでした。置局設計で経験を積んだ後、ネットワーク計画を立案する今の部署に異動。さらに広い視点から、どこにどのような設備を新設するか、計画を立案しています。どちらの部署においても、さまざまな観点からシミュレーションや検討を繰り返し、より効率的で高い効果が期待できる通信ネットワークの整備をめざします。
影響力の大きい事業に携われる。
今まで4G通信でしかつながらなかったエリアで5G通信ができるようになったり、通信速度や電波状況が改善しているのを体感すると、自身の仕事が人々の暮らしに役立っていることを実感できます。置局設計を担当していた頃、ドコモCS東海のすぐ隣の高層ビルに新設する基地局の設計を担当したことがありました。この基地局が運用開始した際は、嬉しさのあまり現地を訪れ、通信環境を自ら確認しに行ったのをよく覚えています。
自分が関わった仕事がニュースで取り上げられているのを見ると、責任の大きさを再認識するとともに、たくさんの人々の生活に関わる影響力の大きい事業に携われることに、大きなやりがいを感じています。
社会貢献度の高い
仕事だったから。
情報分野の知識が活かせるIT関連の仕事を志望していました。その中でもとくに通信事業に興味があり、モバイル通信を支えるという社会貢献性の高さに魅力を感じ、入社しました。
仕事もプライベートも
充実できる環境。
とにかく福利厚生が充実しており、ワークライフバランスの良い生活が送れる環境が整っています。結婚などのライフイベントがあっても、仕事とプライベートの両立ができると思います。
多種多様な考えを尊重し、
認め合える風土です。
多種多様な考えを認め合う風土が根付いている会社だと思います。また、上司や先輩方が若手の意見に積極的に耳を傾けてくれるため、若いうちから存分に活躍できます。
どんな流れで仕事をしているのか、
ある一週間のスケジュールを教えていただきました。
メールチェックや
今週取り組む
課題の整理など
ドコモ本社へ
出張し、
全国の
ネットワーク計画
担当者と会議
設備建設を担う
パートナー会社や
新設予定基地局の
地権者との
打ち合わせ
基地局候補地への
現地調査
品質改善チーム
などと、社内での
打ち合わせ
エリア計画
について検討
本社メンバーと
エリア計画策定
方針について
ディスカッション
机上での
エリア計画検討
報告資料の
作成・とりまとめ
午後休暇を取得し、
友人とキャンプ
大学のひとコマの授業の知識が、
計画検討に役立つことも。
情報関連の知識はもちろんですが、物理の授業で学んだ「ガラスは電波を通すが金属は電波を反射する」といった知識がネットワーク検討時に役立つことも。幅広く興味を持ち、取り組んでおくといいと思います。
学生時代の海外旅行にて
卒業学科
学んだことや培った経験
現在の仕事にどう活きているか
ビッグデータ活用に
情報の知識が活きています。
エリア計画の立案時には、各基地局のトラヒックデータなどを多角的に分析し、検討していきます。ビッグデータを取り扱う際には、大学で学んだ情報の知識が活きています。
現在の仕事にどう活きているか
電波特性や、物理学の知識が
基地局検討に役立つことも。
基地局の新設を検討する際には、電波の特性などを正しくイメージできることがとても大切。物質や原理の知識など、いわゆる物理学の知識が検討に役立つことも良くあります。
利用するお客さまのことを
想像しながら業務に当たる。
ネットワーク担当者が直接お客さまの声を聞ける機会は多くはありませんが、接客のアルバイトで培った、お客さまファーストの姿勢を大切にした設計を心がけています。
ネットワーク設計には
絶対的な正解は存在しません。
誰かにとっては改善につながる施策も
他の誰かにとって改悪になるケースもあります。
さまざまな観点からデータを分析し、
誰もが快適になる美しいネットワーク計画をめざします。
