街の変化に合わせた最適な設定に。
現在、エリアプランナーとして名古屋市東部の通信ネットワークの品質改善を担当しています。都市部では、新しく建てられた高層ビルによって、これまで届いていた電波が届きづらくなってしまったり、人流変化によってエリアの通信量が大きく変わり、通信速度が低下してしまうことがよく起こります。こうした街の変化に合わせて、基地局のアンテナの角度や、発信する電波の各種設定を見直すのが私たちの役割。基地局が保有するデータや現地調査の結果をもとに、さまざまな専用ツールを使ってシミュレーションし、通信品質の改善策を検討していきます。そして設定変更を行った後は、現地で効果を確認。こうして担当エリアの通信がより快適になるよう、検討・改善・確認を繰り返しています。
未来の通信環境を描くおもしろさ。
「これまでつながらなかったところでケータイがつながるようになる」「通信速度が向上する」など、実施した改善策によってお客さまの通信が快適になることを実感できるのが、この仕事の何よりのやりがいです。また私たちは、現在だけでなく未来を見据えてエリア品質改善策を検討しています。例えば現在、私の担当エリア内の名古屋城近辺では、愛知県体育館の移設新築計画が進められていますので「工事完了後に名城公園の環境がどうなっているか」を考慮し、品質改善検討を進めています。今やモバイル通信ネットワークは、生活になくてはならないもの。この通信ネットワークを適切に維持し、未来を見据えながらより快適に整えていく品質改善業務は、とてもおもしろく、やりがいがあります。
就活時のサポートから
感じた「安心感」。
就活時の学生に対するフォローやサポートがとても手厚く、「この会社なら安心して働けそう」と感じました。まさにその通りでした。
みんなで助け合って、
仕事しているところ。
私が休みの日には他のエリアプランナーが代わりに会議に出席してくれるなど、みんながメリハリを持って仕事できるよう、社員全員で助け合っています。
常に気をかけてくださる
優しい方ばかりです。
上司や先輩方をはじめ、みんな優しい方ばかり。自身の仕事をしていても、周りの様子にも気を配ってくださり、とても頼りになります。
どんな流れで仕事をしているのか、
ある一週間のスケジュールを教えていただきました。
パラメーターを
変更した局の
効果を机上確認
パラメーターを
変更した局の
効果を現地調査
基地局の
アンテナの角度
などの改善検討
廃局になる
基地局の
代替局の要否検討
イベント会場に
出動した
移動基地局車の
品質確認
エリアデザイン
作成のため
関連部署と
打ち合わせ
会社に戻って
現地調査のデータを
整理・分析
審議会用の
資料作成
エリア品質改善
に関する審議会
で方針を検討
引き続き
イベント会場の
移動基地局車の
品質確認
課題解決に向けて
論理的に考えるプロセスは、
大学の研究でも仕事でも同じ。
ドコモCS東海では、入社後にしっかりとした研修があるため、事前に専門的な知識がなくても問題ありません。しかし、大学で学んだ情報の基礎知識をはじめ、さまざまな知識は現在の業務でも随所に活かされています。
学生時代の研究の様子
卒業学科
学んだことや培った経験
現在の仕事にどう活きているか
情報に関する学びが
ツール活用に役立っています。
品質改善業務では、さまざまな専用ツールを使ってシミュレーションを繰り返し、改善策を検討していきます。情報の基礎知識は、ツールを使う際などに広く役立っています。
現在の仕事にどう活きているか
通信の基礎知識が
業務理解に活きています。
大学での専攻は電子・電気分野だっため、情報通信については基礎しか学んでいませんでしたが、多少なりとも触れていたおかげで業務理解の助けになってくれました。
論理的に考える力は、
品質改善検討にも必須。
卒業研究ではレーザーや半導体関連の研究に取り組んでいました。現在の業務と直接は関係ないですが、研究を通して鍛えられた論理的思考力は今も大いに役立っています。
地域の通信ネットワーク環境を
今まで以上に快適につながるよう
パワフルにしていくのが私の使命。
単純に電波を強くするだけでは解決できない
ことも多いため、知恵を絞っています。
